2015年頃から、伝説の「6.1 THE MEN」のようなファッションショーを開催したいと考えていました。しかし、ファッションショーを企画・運営した経験は全くなく、どう始めればいいのかもわからない。どこでやれば良いのかもわからない。周囲に話してみても「無理じゃないですか？」と言われるだけ。情熱はあるものの、不完全燃焼の日々が続いていました。

そんな私の人生が動き出したのは2019年。5月に会社員生活を辞め、11月に自身の会社を設立し、2020年1月22日に古着屋を開店した時でした。自分の行動に自分自身で驚き「やりたいことは自分で実現できるんだ」と気づきました。そして、次の挑戦として、ファッションショーを開催する、という夢の実現を決意しました。

2021年6月1日、SNSを通じて「一年後の2022年6月1日にファッションショーを開催します！」と宣言。しかし、その時点では開催場所もイベント内容もモデルさんも演出もすべて決まっていませんでした。

ただ、「一年後に開催する」という事実だけを掲げ、その目標に向かって突き進むことを選びました。

振り返ると、その大胆な決断がすべてを動かしていきました。大きく決まった目標から解像度を落とし、逆算しながら具体性を計画案に落とし込んでいきました。ここでも新しい気づきがありました。目標が定まっているからこそ、今までやったことがないモデル集めやショーの計画など、次々と進めていくことができたのです。その過程で、新しい仲間とも出会っていきます。うちのような小さな会社を見つけてくれた仲間達には心から感謝しています。

私が信じ続けたのは、「やりたい」という強い想いと「できる」という根拠のない自信だけでした。しかしその根拠のない自信が結果的に周囲を巻き込み、やがて現実となっていきました。そして何より、参加した全員が「自分たちにはできるんだ」という場を創り出すことができたことに大きな喜びを感じています。

私たちの歩みはまだ始まったばかりです。
この「やりたい」という挑戦心は、これからも新しい未来を切り開いていく原動力となると考えています。

もし今、あの日の私のように「やりたい」という強い想いと「できる」という根拠のない自信だけをお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひご一報ください。

あなたの背中を押させていただきます。

そして、一緒に「自分たちにはできるんだ」という場を創り出していきましょう。